りょうぜん里山がっこう研修旅行【報告】2022年10月2日(日)~3 日(月)

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りょうぜん里山がっこう研修旅行(報告)
日時:令和 4 年 10 月 2 日(日)~3 日(月)

参加人数:15 名(男性 5 名、女性 10 名) 文責:岸本義幸

常磐道では、福島原発近くの高速上に放射能計測数値を今も掲示しています。車窓からの風景と南相馬鹿
島 SA での昼食休憩
10 月 2 日(日)8:30 堆肥場に集合、一路福島県伊達市に向けいざ出発!

【綱島 綾子さんからの報告記】

福島県伊達市にある NPO『りょうぜん里山がっこう』に、研修旅行として緑の会々員 15 人で行って参りました。『りょうぜん里山がっこう』は、平成 12 年に廃校になった中学校校舎を拠点に、体験活動や文化芸術活動を通し、生き生きとした地域活動を担う場として創立されました。

平成 19 年に NPO 法人格を取得し“だれでも先生・だれでも生徒”というスローガンのもと、食や健康・農業から趣味の分野へと多岐にわたり、中山間地区の活性化の為、地域に根ざした様々な活動を行ってきておられます。

『NPO 緑の会』との共通点もいくつかあり、恒川理事長ご夫妻としても、身内のような親近感を感じられておられました。共通点としては『りょうぜん里山がっこう』も、高野さんご夫妻 2 人の志から始められたこと。地域の方々の協力のもと活動が広く理解されるようになり NPO 法人取得の流れになったこと。行政とも協力して様々な活動を担っていること。EM を使った農業に携わり、ボカシ作りや土づくりを行っていることなどです。
恒川理事長ご夫妻と高野さんご夫妻の再会には、見ている側も胸が熱くなるような、そんな場面もありました。
福島県霊 山りょうぜん地区は、東日本大震災の影響もあり、震災後、助成金などの援助を受け、復興音楽祭を開催し、音楽で故郷のつながりを取り戻す活動をされていました。行きのバスの中でその映像を見せて戴いただけでなく、到着した当日、里山合唱団の会員さんが歌を披露してくださいましたが、特にリーダー佐藤香さんの弾き語りは涙なしでは聞かれない被災地の苦悩を感じました。でもそこで、地域の皆さんが協力し合って『りょうぜん里山がっこう』を拠点に、生きがいや健康づくりにと活動されている様子は、日本の抱える社会問題に対しても、参考になる事ばかりだと思いました。

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