藤井信吾取手市長との面談報告 10 月 20 日

日時:2020 年 10 月 20 日(火) 11:00~11:30
参加者:取手市 藤井 信吾市長、まちづくり振興部:野口 昇部長、石塚 幸夫次長
(吉田 雅弘副市長:ご挨拶のみ)
緑の会:恒川 敏江理事長、若林 正子理事、恒川 芳克理事、唐沢 光江理事、岸本 義幸
取手市では、本年 8 月 3 日に「取手市気候非常事態宣言」を発し、気候変動の「緩和」とそれに「適応」する街づくりを進めるため、4 項目の推進策を決定しました。
そのうちの第 2 項目の二酸化炭素排出をゼロにする取り組みに対し、生ごみを焼却しないことで二酸化炭素を発生させず、堆肥化することで、NPO 緑の会が貢献できるとの思いで、市長に申し入れを行いました。

【申し入れと回答】

1 取手市の全世帯から生ごみを提供して頂く為に、チラシを制作したいが、取手市役所の事業としての文字を入れたい。
⇒(回答)常総環境センターと連携し検討する。
2 市内の、ある団地自治会長に生ごみ提供を要請したときは OKがもらえたが、UR 都市機構が「ダメ」と言った。
⇒(回答)なぜダメと言ったのか確認する。
3 製作した堆肥を販売したい⇒(回答)調査する
4 生ごみ回収を取手市全世帯に拡大したい(現在は土浦市のみ)⇒(回答)調査したい。
5 取手市役所の食堂(生協が運営)で出る生ごみ及び学校給食で出る生ごみを提供できないか
⇒(回答)法的問題もあると考えられるので、調整が必要。調べて検討したい。

【藤井信吾市長のコメント】

・「取手市気候非常事態宣言」にアルピニストの野口健氏が共感し、11 月 4 日に取手市役所を訪問することになっており、コメントをもらうことになった。
・昨年の台風被害は、人類が自然を軽視した結果だと思う。やれることを(緑の会を含め)皆で協力してやっていくつもりだ。放射能やプラスチック問題にも取り組みたい意向がある。
・「何でも環境センターが、環境センターがやってくれるからでは困るんだ」と担当者におっしゃっていました。。

※今回は生ごみ堆肥化に関する事業に絞って申し入れをしましたが、宣言の中には小中学校の環境教育や自然環境の改善等、EM で解決できることが他にも多々あると思います。 (文責:岸本)