コスタリカ・ニカラグアの EM 事例発表(報告)

コスタリカ・ニカラグアの EM 事例発表(報告)

日時:2023 年 4 月 28 日(金)10:00~15:00
場所:かたらいの郷、堆肥場
参加者:コスタリカ在住で EM 指導員の西川高鶴さんとコスタリカ人ダニエル・グスマンさん及び奥様
のフレシアさん、ニカラグア人のパウロ・レジェスさんの 4 名と緑の会関係者 20 名

NPO 緑の会の恒川理事長が、スペイン語でウェルカムスピーチ

9 時 30 分頃かたらいの郷に到着(地球の反対側から取手に来て頂きありがとうございました)

各自自己紹介後、緑の会の活動(生ゴミの堆肥化)、河川浄化活動など)を矢野さんから紹介

コスタリカ・ニカラグアでの主食はコメ(インディカ米)で、EM を使って 1 反(300 坪)560 ㎏を収穫コメ以外では、はやと瓜、いちご、ピーマン、コーヒー、パイナップル。オランダ向けには観葉植物のドラセナを EM 活性液で洗浄。畜産公害対策として牛糞を EM 活性液で発酵、国からは EM 活性液での汚泥処理を受注、ホテルの下水処理も行っているとの事でした。

比嘉先生が発見した EM を信じて EM に恋をし続けてきたと西川さんは熱く語ってくれました。
コスタリカでは現在 EM 団子を 150 か所で作り、環境教育の一環として子供・若者の参加を条件に河川浄化活動をボランティアで継続されています(EM 団子フェスティバルにはコスタリカ赤十字社が協力)。
また、近年の消費税の課税、化学肥料の高騰によるコストアップや病害虫の発生等から、大手企業の社長からも注目され EM がますます注目されるようになったそうです。
西川さんもパウロさんも一人で会社を作ってコスタリカ、ニカラグアで頑張っており当に凄い方々です。
現状の課題(特に EM の海賊版も出てきた)、国情での知らないことを聞いて勉強になりました。
堆肥場に場所を移し、恒川芳克理事から生ごみ堆肥化の実際を紹介&会食堆肥場では恒川芳克理事に説明して頂いた後、関係者で日本食を食べました。EM という共通のテーマで集まった人たちの会話は尽きることはありません。本当に素晴らしい出会いでした。

西川高鶴さんから、今回の責任者の大野英雄さん宛にメールが届きました
大野英雄さん、
この度はありがとうございました。恒川さんを始め、グループの皆さんと出会ってから、われわれは同じEM のチームの一員と言う気持ちを持てたことが一番大きな収穫だと思っております。皆さんが活動されている生ごみ、コンポストプロジェクトや川浄化活動を知ったことで、まだまだコスタリカやニカラグアでやらなければならない仕事があることも認識できました。今度お会いする時は、皆さんの活動をモデルにした活動を報告できるように頑張っていきたいと考えております。これからも国は違いますが、オンライン等で交流をさせていただければ幸いと考えております。何卒、恒川さんを始め、他の会員の皆様にもよろしくお伝え下さい。コスタリカのダニエルさん、フレシアさん、ニカラグアのパウロさんも皆様との出会いに感謝しながら先程帰っていきました。私は勿論のこと彼らの心の中にも皆さんと出会った思い出を持ちながらこれから活躍してくれることと期待しております。それでは皆様によろしくお伝えください。 西川高鶴

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